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2017年4月23日掲載

EPSDC研修会、第12期 Stage1「イエテボリ診断学ベーシックコース」第6回目を開催

EPSDC研修会、第12期 Stage1「イエテボリ診断学ベーシックコース」第6回目を開催
 さる4月23日(日)、東京国際歯科(東京都)において、EPSDC研修会(宮下裕志氏主宰)Stage1「イエテボリ診断学ベーシックコース」第6回目(全6回)が開催された。

 コース最終日の午前は、前日に行われたテストに関連して、歯周病変の治療にあたっての臨床的診査(プロービングポケットデプス、歯の動揺度等)、X線診査についてエビデンスと臨床ケースを挙げつつ宮下氏から解説がなされた。そして、歯周病的観点、歯内療法的観点、歯の問題から歯の予後について講義された。診査とともに、将来的な歯の残存を見据えて問診を行い、患者の姿勢、性格についても把握する必要性が述べられた。

 午後は痛みについて、ケースを基に解説が行われた。症状や患者の訴え、バックグラウンドから可能性のある疾患を挙げていき、所見や患者との会話にあるヒントを見出し鑑別していく過程が説明された。鑑別するうえで、異なる疾患でも患者の訴えが似通う可能性があることや、検査の順序にも配慮する必要があることが述べられた。

 EPSDC研修会では、スカンジナビアの歯科医療を包括的に修得するためのステージ別コース(Stage 1~5)を開設している。

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