2018年8月4日掲載
下川公一塾長を慕う多数の歯科医師が参集
経基臨塾20周年記念発表会、盛大に開催

初日は「下川公一先生症例相談会」「会員による出版記念講演」「経基臨塾20周年記念パーティー」が行われた。初日恒例の「症例相談会」は、若手歯科医師の症例相談に対して、下川公一塾長(福岡県開業)が厳しくも心のこもった指摘をされることで毎回注目を集めている恒例の企画である。今回は7名の若手歯科医師が登壇し、長年の臨床経験に基づく下川氏のコメントを聴衆は固唾を飲んで聞き入っていた。続いて須呂剛士氏(大分県開業)による出版記念講演「規格性のある口腔内写真撮影~ミラー撮影のポイント」が行われ、書籍『成功例・失敗例で学ぶ 規格性のある口腔内写真撮影講座』(クインテッセンス出版刊)の概要が解説され、好評を得た。
2日目は「記念発表会」が行われ、安東俊夫会長(福岡県開業)の開会の辞で幕を開けた。引き続き、安東会長の講演「歯周外科処置、あの手この手、私の変遷」など、13演題が発表された。そして最後に、下川塾長が「あっという間のセミナー20年を迎えて」と題して登壇。「歯というものは努力すれば残る。そして努力してもダメだった時に抜けばよい。そうしていると、どれが残ってどれがダメになるかがわかってくる。そこで初めて、インプラントや再生療法という選択肢がでてくるのだ」とのまとめの言葉をもって、記念発表会は成功裏に幕を閉じた。