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2019年9月19日

令和元年度関東地区歯科医師会役員連絡協議会開催

「人生100歳時代を見据えて、歯科医師会に求められること」をテーマに

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 さる9月19日(木)、横浜ベイホテル東急(神奈川県)において、令和元年度関東地区歯科医師会役員連絡協議会(神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨、東京:1都7県の歯科医師会役員約150名)が「人生100歳時代を見据えて、歯科医師会に求められること」をメインテーマに開催された。本年度は協議会のさらなる充実を図るべく、午後からの開催や特別講演の廃止などが採用され、各分科会の情報交換に多くの時間が割かれた。

 会場では、第1分科会(会長部会)「地域歯科医師会(郡市区)の活性化のために都道府県歯科医師会が行うこと/各都県の収益事業について」、第2分科会(地域保健部会)「口腔と全身疾患の健康に関する取組み」、第3分科会(医療保険部会)「歯科診療報酬が適正な評価を得るために、日本歯科医師会に期待する事項について」に分かれ、各都県歯の取り組みに対する情報共有と意見交換が行われた。

 引き続き行われた全体協議会では、当番県を代表して松井克之氏(神奈川県歯科医師会会長)が挨拶を行い、来賓では黒岩祐治氏(神奈川県知事)によるビデオメッセージのほか、小此木八郎氏(衆議院議員)、堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)、高橋英登氏(日本歯科医師連盟会長)による挨拶が行われた。その後、前年度協議会処理報告、第24回日本歯科医学会学術大会の併催報告などが行われ、各分科会で協議された要望書を取りまとめ、後日、日本歯科医師会に対して提出することが発表された。

 なお、第1分科会(会長部会)では今回の台風15号で甚大な被害を受けた千葉県の復興と歯科医療体制の復旧を目指すべく関東地区歯科医師会(千葉県歯除く)としてお見舞金を贈ることが提案・承認された。それを受け、全体協議会では砂川 稔氏(千葉県歯科医師会会長)が代表して現場の被害状況などを報告し、今回の支援に対して感謝の意が述べられた。

 来年度の当番県は埼玉県歯科医師会(大島修一会長)に決定し、次回はきたる2020年9月11日に埼玉県において開催されるとのこと。