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2007年8月2日

日本歯科総合研究機構、設立記念シンポを開催

柳澤厚労大臣も祝辞を述べ、会場は満席となる

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 さる8月2日(木)、新歯科医師会館にて日本歯科総合研究機構(以下、日歯総研、箱崎守男機構長)による設立記念シンポジウムが開催され、満席となった会場には全国から都道府県歯科医師会の関係者をはじめ、歯科医療関係者が参集し、設立記念シンポジウムにふさわしい盛会となった。
 本機構は、日本歯科医師会(大久保満男会長)が国民中心の総合歯科医療の構築と普及のために行う諸事業に対して、情報収集分析や調査・研究・分析・委託調査・研究の企画などを行うことを目的として平成19年4月1日に設立された。
 冒頭には、柳澤伯夫氏(厚労大臣)も駆けつけ、祝辞を述べた。その後、斉藤邦彦氏(民間外交推進協会理事長、元駐米大使)による「国際情勢と日本の外交」と題するテーマの特別講演が行われ、斉藤氏は過去の経験から現在の国際情勢や日本の外交面について概説した。
 引き続き、石井拓男氏(日歯総研研究部長、東歯大教授)をコーディネーターとして、「医療連携の取り組みの現状と将来」と題するテーマで、天本 宏氏(日本医師会常任理事)、前沢政次氏(日本プライマリ・ケア学会会長)、黒岩卓夫氏(在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク会長)、清野 裕氏(日本糖尿病協会理事長)らが各医療分野と歯科との関わりについてプレゼンテーションを行った。
 その後、パネリストとして前沢氏、黒岩氏、清野氏、大久保氏らが登壇。会場の参加者からは医科と歯科の連携について積極的な意見が出され、成功裏に幕を閉じた。