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2020年2月11日

2020年OJミッドウィンターミーティング開催

歯科界をリードする数多くの歯科医師がスタディグループの垣根を越えて集う

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 さる2月11日(火)、日本歯科大学生命歯学部富士見ホール(東京都)において、OJミッドウィンターミーティング(石川知弘会長)が参加者約200名を集め盛大に開催された。

 歯科界をリードする数多くの歯科医師がスタディグループの垣根を越えて集い、インプラント医療に関する情報交換および切磋琢磨を行う場として発足した本会。今回のミーティングでは広範なテーマのもと、12題の会員発表が行われた。以下にそのタイトルおよび演者を列挙する。

・「補綴設計におけるデジタルコミュニケーション」(若井友喜氏、歯科技工士・カリス)
・「The Essence of Digital Prosthodontics by Digital Dentistry」(笹部雅大氏、歯科技工士・デンテックインターナショナル)
・「Fusing digital and analog approaches:Top-down treatment utilizing Digital Smile Design」(奥田裕太氏、大阪府開業)
・「無歯顎に対するクラウンブリッジインプラント補綴修復~成功の条件」(松浦 明氏、佐賀県開業)
・「骨格と顎関節を基盤としたフルマウスリコンストラクション」(池田岳史氏、長野県開業)
・「咬合挙上により咬合崩壊を治療した一症例」(安立圭志氏、石川県開業)
・「インプラントを用いた咬合再構成~天然歯とインプラントの共存~」(湯口晃弘氏、北海道開業)
・「デンタルインプラントを固定源に用いて部分矯正を行った1症例―咬合再構成における補綴治療と矯正治療の併用―」(勝部義明氏、大阪府開業)
・「Interdisciplinary Approach for Complex Restorative Patient」(中野忠彦氏、東京都開業)
・「上顎前歯部抜歯即時インプラントの症例」(長谷川幸生氏、静岡県開業)
・「上顎審美領域におけるインプラント治療~インプラント埋入部位唇側骨の欠損分類と対応~」(森本太一朗氏、福岡県開業)
・「介護社会を見据えたインプラント治療」(片山 昇氏、三重県開業)

 各講演後には白熱のディスカッションが交わされただけでなく、講演後の懇親会でも演者に対する質問が殺到するなど、終日盛り上がりをみせた。

 上記に加え、教育講演として五十嵐 勝氏(日歯大)が登壇し、「臨床研究法の概要と対応」と題して講演を行った。臨床研究を行うに当たって知っておかなければならない、臨床研究法の設立背景と適応範囲、歯科における再生医療法の適応治療、倫理指針への対応の仕方などについてわかりやすく解説した。

 なお、本ミーティングで選出される上位6名は、きたる7月25日(土)、26日(日)にアクトシティ浜松コングレスセンター(静岡県)において開催されるOJ年次ミーティングにて講演する予定である。