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2022年1月16日

勝史塾創立10周年記念Zoom liveセミナー「世界一わかりやすい総義歯の咬合」開催

全国から200名あまりが視聴し盛況に

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 さる1月16日(日)、勝史塾創立10周年記念Zoom liveセミナー「世界一わかりやすい総義歯の咬合 フルバランスドオクルージョン VS リンガライズドオクルージョン」(勝史塾主催、佐藤勝史塾長)が開催され、全国から200名あまりが視聴した。勝史塾は、山形県東根市で開業する傍ら、前・日本顎咬合学会東北支部長、有床義歯学会副会長などを歴任してきた佐藤氏が、若手歯科医師・歯科技工士の知識・技術・モチベーションの向上を図るために設立したスタディグループ。今回はその創立10周年を記念し、日本補綴歯科学会誌の48巻5号(2004年)に掲載された企画「誌上ディベイト フルバランスドオクルージョンかリンガライズドオクルージョンか」に含まれる各論文について、勝史塾の会員らが解説。臨床家の視点から、既存の学術論文に多数のイラストや動画を加え、実践に即したかたちで提示した。以下に、演者と演題を示す(発表順)。

1)「咀嚼機能からみた選択」(神戸 毅氏、山形県開業、上記企画の同名論文〔小出 馨氏、681-690ページ〕について解説)
2)「義歯床下粘膜への負担圧分布からみた選択」(永田一樹氏、山形県勤務、上記企画の同名論文〔永尾 裕氏/河野文昭氏/市川哲雄氏、673-680ページ〕について解説)
3)「顎堤条件からみたリンガライズドオクルージョンの選択」(安達隆帆氏、山形県勤務、上記企画の同名論文〔大貫昌理氏、691-702ページ〕について解説)
4)「咀嚼時の咬合接触からみた全部床義歯の咬合」(林 宏暁氏、山形県勤務、上記企画の同名論文〔鈴木哲也氏、664-672ページ〕について解説)

 その後、5)「総括」として佐藤氏が登壇し、フルバランスドオクルージョンとリンガライズドオクルージョンの選択にかかわる要点につき、それまでの講演をふまえて簡潔に示した。