2010年5月23日掲載

<font color='green'><b>GC友の会学術講演会・東京シンポジウム開催</b></font>

<font color='green'><b>GC友の会学術講演会・東京シンポジウム開催</b></font>
 さる5月23日(日)、東京国際フォーラムにおいて、GC友の会学術講演会・東京シンポジウム(ジーシー主催、中尾 眞代表取締役社長)が開催され、450名以上が参加した。  まず基調講演として、小川直宏氏(日大総合研究大学院教授)が登壇。氏は「あなたが救える少子高齢社会:問題点と切り札」と題し、さまざまな視点から少子高齢化が社会に及ぼす影響を解説するとともに、今後の歯科医療に求められることについても言及した。  その後、コーディネーターの花田信弘氏(鶴見大教授)が「病因論と健康生成論の適度なバランス感覚の時代」と題してシンポジウムの企画趣旨を説明した後、4名の演者による講演がそれぞれ行われた。以下に演題・演者を示す。 ・「子供たちを健全な永久歯列に導く」(須貝昭弘氏、神奈川県開業) ・「インプラント臨床を通して経験したリスク評価と臨床対応」(武田孝之氏、東京都開業) ・「長期経過からみた欠損歯列の流れ」(宮地建夫氏、新宿NS顧問) ・「顎堤吸収の進行機序と補綴による顎堤吸収への影響を臨床面から考える」(矢崎秀昭氏、東京都開業)  総合ディスカッションでは、これからの「100歳長寿時代」における歯科医療のあり方について活発な議論が行われるなど終始盛会であった。

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