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2010年7月18日

日本インプラント臨床研究会、第5回全員発表研修会を開催

インプラント治療における日常臨床から最新トピックスまで

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 さる7月18(日)、19日(月)の両日、熱海ニューフジヤホテル(静岡県)において、日本インプラント臨床研究会(以下、CISJ、井汲憲治会長)による「第5回全員発表研修会」が開催され、113名が会員発表を行った。

 1日目は、「審美性の改善」「軟組織マネージメント」「抜歯後即時インプラント埋入」「即時および早期荷重」「CAD/CAM」「サイナスフロアエレベーション」などについて59名の会員が発表した。これらの項目については、夕食後のナイトセッションでは活発なディスカッションが繰り広げられた。

 2日目は、「インプラント治療におけるシミュレーションおよびナビゲーション」「インプラント治療における咬合支持の回復」「GBR」「インプラントオーバーデンチャー」「インプラント矯正」「偶発症」「リカバリーおよびメインテナンス」などについて54名の会員が発表した。日常的に遭遇するインプラントについて、さらには世界のインプラント治療の潮流に則った最新の発表がなされた。

 また、シンポジウムでは「Bone Augmentation」をテーマに、塩田 真氏(医歯大大学院准教授)、成瀬啓一氏(山形県開業)、草間幸夫氏(東京都開業)、湯浅慶一郎氏(東京都開業)がそれぞれ講演を行った。

 本会は、会の信念としている「患者の信頼を得る真の実力を養うためには、自ら発表することが一番」にふさわしい発表が繰り広げられ、成功裏に幕を閉じた。