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トピックス


2010年8月21日

Nobel Biocare Asia-Pacific 2010

「Focus on People」をテーマに盛大に開催

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 さる8月21日(土)、22日(日)の両日、グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール(東京都)において、「Nobel Biocare Asia-Pacific 2010」(ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社主催、嶋田 敦代表取締役社長)が世界各国より約2,500名の参加者を集め盛大に開催された。本フォーラムでは、「Focus on People - The Right Treatment For The Right People By The Right People」をテーマに、サイエンティフィック・コミッティーチェアマンである春日井昇平氏(医歯大教授)をはじめ約80名の演者を招聘。メイン会場で行われた10題のメインプログラムでは、春日井昇平氏(医歯大教授)、古谷野 潔氏(九大教授)、細川隆司氏(九歯大教授)、申 基喆氏(明海大教授)、山崎長郎氏(東京都開業)、菅井敏郎氏(東京都開業)がモデレーターを務め、下記のプレゼンテーターの発表に対しエキスパートパネルが見解を述べるなど、充実したディスカッションが展開した。以下に各プレゼンテーションの内容を示す。

・「インプラント治療の診査・診断‐ペリオ、咬合から全身疾患まで」(Roland Glauser氏、スイス・チューリッヒ開業)
・「患者コミュニケーションの常識・非常識」(小宮山彌太郎氏、東京都開業)
・「低侵襲治療のトレンド」(波多野尚樹氏、埼玉県開業)
・「インプラント周囲組織の審美的維持と工夫」(Eric Rompen氏、ベルギー・リエージュ大学教授)
・「前歯部審美修復」(Wong Keng Mun氏、シンガポール大学歯学部客員専門医)
・「TiUnite(R)‐その真実」(Roland Glauser氏/Perer Schupbach氏、アメリカ・ペンシルバニア州立大学非常勤教授)
・「骨移植の選択と適応」(Stefan Lungren氏、スウェーデン・ウメオ大教授)
・「多数歯欠損症例における補綴の選択」(Stefan Holst氏、ドイツ・フリードリッヒアレクサンダー大臨床准教授)
・「メインテナンス‐QOLの維持とリカバリー」(中村社綱氏、熊本県開業)
・「無歯顎患者への即時負荷‐恩恵と注意点」(Paulo Malo氏、ポルトガル・リスボン開業)

 これらのプログラムにおいては、最新のマテリアルや術式に関する最新トピックのみならず、診査・診断の重要性、患者への治療説明とインフォームドコンセントの確立、術後の患者指導およびメインテナンスなど、「Focus on People」のテーマを象徴するプレゼンテーションも聴講者の高い関心を集めた。

 また、ハンズオン、ワークショップ、歯科衛生士向け、歯科技工士向けセッションにも例年どおり多くの参加者が参集し、それぞれ盛況を博した。