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2010年9月4日

第15回ヨシダCTユーザーミーティング開催

最新のCT活用術と今後の展望について熱い議論が展開

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 さる9月4日(土)、5日(日)の両日、アカデミーヒルズ49 オーディトリアム(東京都)において、第15回ヨシダCTユーザーミーティング(株式会社ヨシダ主催、山中一郎代表取締役社長)が、参加者約150名を集め開催された。

 1日目はまず、本ミーティングの座長を務めた小宮山彌太郎氏(東京都開業)が基調講演として「インプラント治療におけるCT画像の必要性」をテーマに講演を行った。その後は、中村雅之氏(東京都開業)が「安全と安心のための歯科用CT活用術―抜歯即時埋入への応用―」、岡田常司氏(東京都)が「臨床におけるファインキューブ活用の有用性」、高橋仁一氏(千葉県開業)が「歯科用CTデータに基づく上部構造を見据えたインプラント治療計画」、山崎 治氏(東京都勤務)が「審美修復治療におけるCTの活用法―臨床的歯冠長の診断の有効性―」、田中志歩氏(神奈川県開業)が「審美エリアにおけるインプラント治療へのCT診断の応用」、山田陽子氏(東京都開業)が「見えないものが見えてくる―ファインキューブの活用―」、藤波 淳氏(神奈川県開業)が「コンピュータガイドシステムによる3Dプランニング―無歯顎症例への即時荷重―」と題した講演を行った。

 2日目は、工藤淳一氏(青森県開業)が、「これからの歯科治療に不可欠なCTの活用法―新機能を含めたファインキューブの臨床応用―」、冨山雅史氏(東京都開業)が「ファインキューブのグレースケール値(CT値)の臨床応用について」、椙岡宣好氏(石川県開業)が「患者さんを変える「変患力」CTで変える」、吉岡喜久雄氏(愛知県開業)が「ファインキューブと3Dプリンタによるモデルサージェリーを応用した難症例への対応」、小林祐之氏(富山県開業)が「患者と医院のための改革戦略と3D画像診断の活用」、中村直寿氏(熊本県開業)が「インプラント治療へのCTデータの活用とその検証」、海本一夫氏(兵庫県開業)が「歯周治療におけるCTの活用―診断から再評価まで―」、富樫宏明氏(佐賀県開業)が「日常診療における3次元画像診断の有効性」、佐藤孝弘氏(新潟県開業)が「高度技術の専門化とその一般化―ガイドサージェリーは一般化すべきか―」と題した講演を行った。

 また、両日のディスカッションでは、インプラント治療におけるCT画像診断の有効な活用法について多角的な議論がなされたほか、コンピュータガイドシステムを用いる際の留意点について語られるなど、終始充実したミーティングとなった。