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2010年11月21日

JMM、CT講演会東京会場が開催される

the Quintessence連載企画を披露

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 さる11月21日(日)、新宿NSビル(東京都)において、CT講演会東京会場(日本メディカルマテリアル株式会社主催、以下、JMM社)が開催された。テーマには、『the Quintessence』連載企画と同じ「CTなしではできない診断を知ろう!―明日に役立つ臨床アドバイス」を掲げ、30代から40代の歯科医師を中心にそのスタッフと総勢約100名が参集した。

 今回登壇した演者はいずれも、『the Quintessence』の7~12月号の執筆メンバーであり、「CT診断を活かしたコンサルテーション」(吉松繁人氏、福岡県開業)、「Occlusal ReconstructionにおけるCBCTの臨床応用」(吉村理恵氏、福岡県開業)、「小外科・エンドにおけるCBCTの臨床応用」(泥谷高博氏、福岡県開業)、「インプラント治療におけるCBCTの臨床応用」(林 美穂氏、福岡県開業)の4題が披露された(座長:糸瀬正通氏、福岡県開業)。ビギナー向けにCBCT(とくにJMM社製PreVista)の有用性、とくに診査・診断における二次元画像と三次元画像の違いを念頭に、さまざまな軟・硬組織形態または疾患の状況がより把握しやすくなる旨を強調した。

 いまや歯科治療の三種の神器とされるCBCT。各CTメーカーがこぞって同様の講演会を開いている現状を考えると、今後もますます普及・臨床応用が拡大していくことが予想される。参加者がまだ導入を考えている若手臨床家が多いことを考えると、CBCTの有用性のつぎに、被曝線量の問題や具体的な使用のノウハウが語られる時期にきているのかもしれない。