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2011年1月16日

「第3回命の入り口セミナー」開催

会場は1,500名の参加者で超満員となる

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 さる1月16日(日)、宗像ユリックス(福岡県)において、食卓の向こう側「第3回命の入り口セミナー」(西日本新聞社「食卓の向こう側取材班」、NPO法人「むなかた介護サービス研究会」主催)が、一般市民をはじめ約1,500名の参加のもと開催された。

 「噛むことは生きること」をテーマに口から始まる健康を考えることを目的に催されている本セミナーでは、内科医、歯科医師、理学療法士、小学校教諭の各々の立場から講演がなされた。以下に演題・演者を示す(講演順)。

・息育「あいうべ体操で万病退散」(今井一彰氏、福岡県・内科医)
・足育「踏ん張れる足をつくろう」(湯浅慶朗氏、福岡県・理学療法士)
・食育「丈夫な体と歯の関係とは」(山口知世氏、福岡県・歯科医師)
・響育「学校の学びを家庭に返す」(福田泰三氏、長崎県・小学校教諭)
・歯育「口腔ケアでインフルエンザ予防」(大林京子氏、福岡県・歯科医師)

 それぞれ「口呼吸ではなく鼻呼吸を行うことの重要性」、「足から健康をつくる実践法」、「食と健康の関係とその重要性」、「子どもへの教育が日本を変える」、「口腔ケアの効果」について、長年の臨床経験、教育経験をもとに解説。体全体の健康に与える口や足のケアの重要性およびケアの実践法について、解説を行った。超満員の会場で聴衆は熱心に聞き入っていた。

 疾病中心であった歯科医療は、機能を含めた健康中心に変化しているが、そのあり方・考え方についても、1つの問題提起がなされたセミナーであった。