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2011年8月19日

平成23年度SCRP日本代表選抜大会開催

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 8月19日(金)、歯科医師会館において、平成23年度(第17回)日本歯科医師会/デンツプライスチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム日本代表選抜大会が開催された。本大会は、歯科学生みずから研究テーマを設定し、その内容や調査結果を競うもの。歯科界の発展を担う研究者・教育者・開業医の国際的な輩出を目的とし、各国歯科医師会主催および、デンツプライ社後援のもと世界36か国で開催されている。

 本年度は全国から21校が参加し、当日午前より審査会場にて各大学を代表する学生が英語によるテーブルクリニックを行った後、審査が行われ、その結果が表彰式にて発表された。以下に審査結果を示す。

優勝(基礎部門1位):「歯周病予防と治療を目的としたラクトフェリンの応用」高才 東さん(広大歯学部5年生)

準優勝(臨床部門1位):「LED照射がヒト口腔内細菌に与える影響~LED照射による歯周疾患の新規予防法の開発をふまえて~」新木志門さん(日歯大生命歯学部4年生)

 優勝し日本代表となった高才さんは「今後の研究の励みになる」と受賞の喜びを語った。ファカルティアドバイザーの高田 隆氏(広大歯学部教授)の代理として出席した犬伏俊博氏(広大歯学部助教)は、「広島大学歯学部では3年生より臨床コースか研究コースが選択できるが、近年は研究コースを選択する学生が多い。そのため研究活動もたいへん活発となり、それが今回実を結んだのだと思う」と述べた。

 高才さんは、本年10月8日より米国ラスベガスで開催されるアメリカ歯科医師会(ADA)年次大会に参加し、世界各国の代表とともに発表を行う予定である。