2011年9月23日掲載

ピエゾサージェリーの新たな可能性について議論される

<font color='green'><b>Piezon<sup>(R)</sup>Electric Surgery Symposium開催</b></font>

<font color='green'><b>Piezon<sup>(R)</sup>Electric Surgery Symposium開催</b></font>
 さる9月23日(金)、ベルサール九段(東京都)において、Piezon(R) Electric Surgery Symposium(株式会社松風主催)が、参加者140名以上を集め開催された。  はじめに、モデレータである寺西邦彦氏(東京都開業)が登壇し、自身が3年半にわたり臨床応用しているPiezon Master Surgery(R)の有効性について解説した。  つぎに鈴木真名氏(東京都開業)が、インプラントの各種トラブル症例を紹介しながら、治療の安全性に関する問題提起を行った。さらに、新たに製品化された埋入窩形成用チップの特徴を解説した。  続いて松本邦夫氏(東京都開業)が、種々の症例を供覧しながら、抜歯・歯周外科処置時におけるPiezon Master Surgery(R)の有効性について詳説した。  午後からは中田光太郎氏(京都府開業)が、Piezon Master Surgery(R)を用いた骨採取、とくに小規模なブロック骨移植や上顎洞底挙上術の手技について解説した。  最後に勝山英明氏(神奈川県開業)が、豊富な文献資料と実際の症例を供覧しながらインプラント手術における合併症と難症例に言及し、リスクを過小評価することの危険性を強調した。  ディスカッションでは、Piezon Master Surgery(R)の長・短所、改良すべき点について議論がなされたほか、経験豊富な演者らに対してインプラント治療、歯科治療全般に関する多くの質問がなされるなど、終始盛況を博した。

関連する特集