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学会|2024年3月3日掲載

日本歯科医学会

歯科医学を中心とした研究を推進する集いが開催

主催者挨拶を行う住友氏。会場には学際交流や歯科医学の発展を目的に研究者が参集した。
主催者挨拶を行う住友氏。会場には学際交流や歯科医学の発展を目的に研究者が参集した。
 1月26日(金)、歯科医師会館において、日本歯科医学会(住友雅人会長)による第39回歯科医学を中心とした総合的な研究を推進する集い(令和5年度)が開催された。

 本集いは、「学際的交流をとおし、新しい研究分野の開拓と研究組織の結成を推進すること、また臨学一体の具現化」を目的に互いにジャンルを超えた研究者が集い発表・意見交換の場とするものである。

 小林隆太郎氏(日本歯科医学会副会長)の開会の言葉の後、住友氏より主催者挨拶が行われた。住友氏は挨拶の中で、異なる視点からの意見交換をつうじて歯科医学の発展の新たなヒントを得る場となることに期待を寄せた。その後は、さまざまな領域の大学研究者を中心とした7題の発表とディスカッション、さらに同演題、同演者らによるポスターディスカッションが行われた。以下に登壇者を示す。

 道川 誠氏(日本歯科大学新潟生命歯学部高齢者医療学)、三田公麿氏(九州大学大学院歯学研究院インプラント・義歯補綴学)、三浦滉毅氏(鹿児島大学学術研究院医歯学域歯学系歯科保存学)、島田 淳氏(東京都開業)、山本祐士氏(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児歯科学)、岡安一郎氏(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科歯科麻酔学)、王 宝禮氏(大阪歯科大学歯科医学教育センター)。

 今回の発表では、今後発展の望まれるテーマについて興味深い演題が数多く見受けられた。会場からは研究発表者に対して、積極的な意見や今後期待する関連領域との「集い」についても質問が寄せられるなど盛会となった。

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