企業|2020年12月28日掲載
株式会社ロッテ
会津若松市との共同プロジェクトを発表

第二部では牛膓氏および小川貴昭氏(ロッテマーケティング部課長)により、本プロジェクトの趣旨説明がなされた。続いて室井照平氏(会津若松市市長)は、福島県は子どものう蝕罹患率が高いことから、本プロジェクトに参加することによって、う蝕罹患率の低下に期待を寄せた。また、会津若松市は「スマートシティ会津若松」を掲げており、そのなかで独自のICTツールである「会津若松+」の母子手帳や学校連絡への活用が紹介された。
最後の質疑応答では小川氏が「本プロジェクトのキシリトールの摂取を習慣化して自発的にう蝕予防を行うという理念と、ICTを活用して市民が自発的にまちづくりに参加するという会津若松市の姿勢が重なった」と会津若松市と協力するきっかけを披露。またキシリトール入りタブレットの配布を市内10か所の幼稚園や保育園で実施するなど具体的なプロジェクト内容についても発表された。今後は2023年までに全国10自治体への展開を目標に、「キシリトールを通じて歯の健康維持に貢献していきたい」とした。