社会|2021年2月6日掲載
へルスケア・テクノロジー・サミット
デンタルテックセッションが盛会

9日(水)の「デンタルテック~お口の健康をデジタル化する」では、前田祐二郎氏(東京大学バイオデザイン共同ディレクター、千葉県開業)によるモデレーターのもと、パネリストに長縄拓哉氏(デジタルハリウッド大学大学院、日本遠隔医療学会・歯科遠隔医療分科会会長)を迎え、仁田坂淳史氏(PLIMES株式会社取締役 Co-Founder)、竹山 旭氏(株式会社NOVENINE代表取締役、大阪府開業)、石井貴久氏(株式会社メディカルネット取締役)によるデモンストレーションが行われた。本セッションでは、石井氏より口腔内カメラを用いたオンライン相談・診療「デンタルオンライン(仮称)」、仁田坂氏よりAI(人口知能)によって嚥下機能を定量化するアプリ「GOKURI」、竹山氏より予防歯科を推進するIoT電動歯ブラシ「SMASH」など、歯科医療の現状や取り巻く課題を解決するためのテクノロジーが紹介された。
その後のパネルディスカッションでは、歯科におけるオンライン診療のトレンドや課題、その課題を解決するための人材育成、予防歯科や摂食嚥下リハビリテーションといった領域におけるデンタルテックの可能性や展望について各パネリストから示され、好評を博した。