2013年3月3日掲載

生活期支援の現状と課題について多職種が議論

<font color='green'><b>第7回船橋市地域リハビリテーション研究大会開催</b></font>

<font color='green'><b>第7回船橋市地域リハビリテーション研究大会開催</b></font>
 さる3月3日(日)、船橋市中央公民館(千葉県)にて、第7回船橋市地域リハビリテーション研究大会(船橋市地域リハ研究会主催、石川 誠世話人代表)が開催され、多職種が集まり盛会となった。  まず、船橋市地域リハ研究会からの活動報告後、船橋市介護保険課より「船橋市における介護サービスの推移」として基調報告が行われた。  つぎに、シンポジウム「船橋市における生活期支援の現状と課題」が開かれ、通所リハ(デイケア)、訪問リハ、ケアマネジャー、通所介護(デイサービス)、訪問看護、訪問介護、かかりつけ医の立場から、7名の演者がそれぞれ講演した。  最後に特別講演として、逢坂悟郎氏(兵庫県立西播磨総合リハビリテーションセンター西播磨病院)が「地域包括ケアの実現へ向けて―回復期病院・ケアマネ連携から地域全体での病院・ケアマネ連携へ」と題して登壇した。まず日本の退院調整の現状、とくに退院調整もれの問題を取り上げながら、医療連携、病院・介護連携の難しさについて言及。その打開策として、それぞれの立場を考慮しながら全体で議論する場を設けること、そしてコーディネーターの必要性について示唆に富んだ解説がなされた。

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