2013年5月23日掲載

「新たな出発~次の半世紀に向けての小児歯科医療を考える~」をテーマに

<font color='green'><b>第51回日本小児歯科学会学術大会開催</b></font>

<font color='green'><b>第51回日本小児歯科学会学術大会開催</b></font>
 さる5月23日(木)、24日(金)の両日、長良川国際会議場(岐阜県)にて、第51回日本小児歯科学会学術大会(田村康夫大会長、山崎要一理事長)が「新たな出発~次の半世紀に向けての小児歯科医療を考える~」をテーマに開催され、1,500名が参集した。  初日の山崎要一理事長(鹿児島大教授)による基調講演「包括歯科医療としての小児歯科」では、今後の小児歯科のあり方として「成長期間をとおして子どもと保護者と向き合い、共に同じ方向に進んでいく」「成長の過程で起こりうる口腔の障害に対応できる豊富な知識と高度な技術を併せもち、口腔疾患にとどまることなく口腔機能の問題にも取り組む」「成長のその時々で現れる問題を予測してタイミングを見計らって介入し、継続的なアプローチをしていく」「子どもをよりよい状態・状況へと導くために多職種と連携していく」などを挙げられ、鹿児島大学での取り組みを紹介した。  この他、臨床講演、シンポジウム、歯科衛生士テーブルセミナー、口頭発表、ポスター討論、ランチョンセミナーなど多彩なプログラムで展開され、盛会となった。

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