2017年1月10日掲載
小池百合子都知事が来賓として挨拶
東京都歯、新春懇談会を開催

開会後の挨拶の中で高橋哲夫会長は、東京都歯がとくに注力している「2025年の地域包括ケアシステムの確立とオーラルフレイル対策」「2020年東京オリンピック・パラリンピックへの対応(マウスガードの普及)」「東京デンタルフェスティバル(地域住民への広報活動)」の3事業を紹介するとともに、地区歯科医師会をはじめとするさまざまな団体への連携・協力を求めた。
引き続き、来賓祝辞では小池百合子氏(東京都知事)が登壇。小池氏は東京都歯の事業に感謝の意を示すとともに、東京都が5年に一度実施している歯に関する調査について言及。「都民の54.7%が8020を達成している。かぎりなく100%に近づけるべく引き続き歯科医師会のお力をお借りしたい」と述べ、口から食べることの重要性を強調した。
その他では、堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)も来賓として挨拶を行い、超高齢社会における歯科が果たす役割について強調しながら「歯科界活性化の兆しをさらに増幅・安定化させることが、われわれ世代の責任であり、健康寿命の延伸を目指す国への貢献である」と述べた。
その後、東京都議会議員をはじめとする多数の来賓紹介がなされ、開宴後は新春を祝うにふさわしく和やかな雰囲気のなか、参加者の歓談する様子が見られた。