2017年1月29日掲載
自由な雰囲気のなか活発な議論が交わされる
日本顕微鏡歯科学会第7回ウィンターセミナー開催

まず、開会に先立ち辻本会長(日大松戸診療教授)が登壇。本セミナーは学術大会とは異なり、日常臨床における些細な悩み相談から、明日の臨床につながるマイクロスコープ活用法の提案など、自由な雰囲気のなかで意見・情報交換を行える場を提供することで、これからの若い歯科医師を育てていきたいと述べた。
つづいて、本学会副会長の吉田 格氏(東京都開業)の司会のもと、それぞれ講演が行われた。マイクロスコープを用いた抜歯手技、破折器具除去、矯正治療、歯髄温存療法、さらに経営戦略などテーマは多岐にわたり、会場の参加者も交えた活発な議論が繰り広げられた。
最後に、吉田氏より昨年末に台湾にて開催されたAsia-Pacific Microscope Symposium in Dentistryについての報告があった後、本学会副会長の三橋 純氏(東京都開業)が閉会の挨拶に立ち終了した。
なお、本学会第14回学術大会は、きたる4月14日(金)から16日(日)、一橋講堂(東京都)において鈴木真名大会長のもと、「顕微鏡が歯科をリードする」をテーマに開催予定。