2017年12月2日掲載
約100名の歯科技工士が参集
「ノリタケスーパーポーセレンAAA 30周年記念講演会 大阪会場」開催

野平氏は「―歯科医師とコミュニケーションを図り製作した臨床例―」と題して講演を行った。単冠のセラミック補綴やパーシャルデンチャー、そしてインプラント補綴など、さまざまなシチュエーションの5つのケースを例にして、診断用ワックスアップやプロビジョナルレストレーションなどをツールとした歯科医師とのコミュニケーションの重要性を解説した。
湯浅氏は「前歯部セラミック修復における陶材築盛の理論と実践―PCを用いた色分析と画像合成による確認―」と題して講演を行った。本講演で湯浅氏は、11年間行ってきたという画像合成試適のコンセプトと、それを行うためのさまざまな条件、そして実際のステップを解説した。なお、この湯浅氏の画像合成試適については、「QDT」2018年1、2月号にて掲載される予定となっている。
ノリタケスーパーポーセレンAAA 30周年記念講演会は、きたる2018年1月27日(土)に東京大会が、2018年2月4日(日)に名古屋大会が開催される予定となっている。また、本会の参加者には発売30周年記念誌が進呈される予定とのこと。