社会|2025年10月1日掲載
「歯科イノベーションによる新時代の創生」をテーマに27,129名が参集
日本デンタルショー2025が盛大に開催
さる9月26日(金)から28日(日)の3日間、パシフィコ横浜(神奈川県)において、日本デンタルショー2025(一般社団法人日本歯科商工協会主催)が「歯科イノベーションによる新時代の創生」をテーマに開催され、27,129名が参集し盛会となった。併催の第25回日本歯科医学会学術大会(日本歯科医師会、日本歯科医学会主催)も3日間にわたり多くのプログラムが組まれた。
初日は、展示ホール前にてオープニングセレモニーが行われ、大石哲也氏(日本デンタルショー2025準備委員会委員長)、山中一剛氏(日本歯科商工協会会長)がそれぞれ挨拶に立ち、デンタルショーにかける意気込みと関係者への謝辞を述べた。つづいて、藤田一雄氏(日本歯科医師会副会長)、小林隆太郎氏(日本歯科医学会会長)、川口陽子氏(第25回日本歯科医学会学術大会会頭)らの来賓挨拶および紹介の後、テープカットが行われ、日本デンタルショー2025の幕が開けた。
その後、3日間にわたり、170社以上に及ぶ企業展示、出展社セミナー、歯科医師向けセミナー、歯科技工士コーナー、歯科衛生士コーナー、口腔内スキャナーコーナー、スマイルビューティーラボ、Dental Book Cafeにて多くの参加者で賑わった。各企業のブースでは新製品の展示のほか、ブース内セミナーや、来場者に対して熱心に自社製品を説明する業者の姿がみられた。また、会場には口腔戦士デンタマンも登場。来場者と記念撮影をするなど、会場を盛り上げた。
歯科医師向けセミナーでは、9月27日(土)に開催された口腔機能セミナーにおいて、松村香織氏(公立八女総合病院歯科口腔外科部長)、鈴木宏樹氏(医療法人福和会高齢者診療部部長)、安藤壮吾氏(愛知県開業)が登壇。口腔機能低下症や小児期の口腔機能支援などについて解説した。
「歯科イノベーションによる新時代の創生」をテーマに開催された今回の日本デンタルショー2025。多くの企業が新時代の創生を予感させるさまざまな製品を展示するとともに、DENTAL SHOW PASSPORTという専用アプリを用いてスムーズな入退場を実現するなど新たな取り組みも行われ、終始熱気に包まれた3日間となった。