企業|2025年10月22日掲載
「口腔機能低下症・口腔機能発達不全症へのアプローチ」をテーマに
株式会社ロッテ、「噛むこと」メディアセミナー開催
さる10月21日(火)、TKPガーデンシティ御茶ノ水(東京都)において、株式会社ロッテ(東京都、中島英樹代表取締役執行役員)によるロッテ「噛むこと」メディアセミナーが「口腔機能低下症・口腔機能発達不全症へのアプローチ」をテーマに開催され、歯科報道関係者が参集した。
本セミナーは、「いい歯の日」(11月8日)に先立ち、ロッテの「噛むこと」に関する取り組みや研究内容などの周知を目的として開催されたものである。
はじめに、坂ノ下典正氏(株式会社ロッテ広報部噛むことPR課)が、ロッテの「噛むこと」に関する取り組みについて概要を説明した。
次に濵 洋平氏(東京科学大学)が、「口腔に関する社会背景と課題/口腔機能の維持が支える健康長寿社会 科学的エビデンスと実践の展望」と題し、シニアのオーラルフレイルや子ども世代の口腔ケアの現状などについて説明し、咀嚼チェックガムを活用した機能トレーニングについて説明をした。
続いて、菅野 範氏(株式会社ロッテ中央研究所噛むこと研究部)が、「子ども・高齢者でのガムを活用した口腔機能改善に関する研究成果」と題し、子ども・高齢者でのフーセンガムを活用した口腔機能発達への影響や、ガム咀嚼を含むお口エクササイズによるオーラルフレイルおよびフレイル改善について説明した。
最後に、飯田智晴氏(株式会社ロッテサステナビリティ推進部)が、「ロッテがめざすインパクト」と題し、同社が掲げる「しあわせな未来」の実現に向けて「私たちのロッテ ミライチャレンジ2048」の概要を説明。そして、ガムを使用した口腔健康プログラムによって介護費が最大約1.2兆円(年間)抑制できる可能性について初めて発表し、報道関係者の注目を集めた。