2023年5月号掲載
Vol.4 口腔にみられる「ジスキネジア」への気づき力を高めよう!
顎顔面・口腔領域に現れる不随意運動とは?
診療中に、顎顔面・口腔領域に現れる不随意運動(自分の意思とは関係なく現れる異常運動)や、不随意運動に起因して生じたと思われる状態を目にすることがありませんか。このような不随意運動によって、歯の咬耗や義歯破損をしやすくなったり、歯や補綴装置に舌や軟組織を擦ってしまったりすることがあります。それにより、外傷性舌炎や潰瘍・咬傷をはじめ、咀嚼障害、開閉口障害、嚥下障害などによる食事摂取困難から体重減少、社会的機能障害などさまざまな弊害が起こります。また、切削や注水をともなう歯科治療を行う際にも注意が必要です。
口腔周囲や顎に関連する口腔ジスキネジアを知ろう!
口腔ジスキネジアは、「おもに舌、口唇および下顎の制御不可能な不随意運動」と定義され、口腔周囲の顔面表情筋、ならびに顎の運動に関与する筋の異常収縮により円滑な開口・閉口に支障をきたす病状を呈するものをいいます。明らかな原因は特定されていませんが、
診療中に、顎顔面・口腔領域に現れる不随意運動(自分の意思とは関係なく現れる異常運動)や、不随意運動に起因して生じたと思われる状態を目にすることがありませんか。このような不随意運動によって、歯の咬耗や義歯破損をしやすくなったり、歯や補綴装置に舌や軟組織を擦ってしまったりすることがあります。それにより、外傷性舌炎や潰瘍・咬傷をはじめ、咀嚼障害、開閉口障害、嚥下障害などによる食事摂取困難から体重減少、社会的機能障害などさまざまな弊害が起こります。また、切削や注水をともなう歯科治療を行う際にも注意が必要です。
口腔周囲や顎に関連する口腔ジスキネジアを知ろう!
口腔ジスキネジアは、「おもに舌、口唇および下顎の制御不可能な不随意運動」と定義され、口腔周囲の顔面表情筋、ならびに顎の運動に関与する筋の異常収縮により円滑な開口・閉口に支障をきたす病状を呈するものをいいます。明らかな原因は特定されていませんが、