社会|2026年7月8日掲載

「切除的アプローチの勘所」の習得を目的に

スタディーグループ PaDaWaN_DSG、少人数制ハンズオンセミナー開催

スタディーグループ PaDaWaN_DSG、少人数制ハンズオンセミナー開催

 さる7月5日(日)、株式会社マイ・スターズ東京(東京都)において、スタディーグループ PaDaWaN_DSG(ファウンダー:高野琢也氏、橋口隼人氏、大井 瞬氏)によるハンズオンセミナー「切除的アプローチの勘所」が、開催された。

 今回のハンズオンセミナーでは、歯肉弁根尖側移動術(APF)および遊離歯肉移植術(FGG)の勘所を知ることを目的として、大井氏(埼玉県勤務)、井畑匡人氏(埼玉県開業)、柏原知果氏(歯科衛生士、大井歯科医院)による講義、および実習が行われた。

 講義では、大井氏が切除療法や歯周形成外科処置の基本や手順、IOS(口腔内スキャナ)の活用方法などを解説。なかでも切除療法においては、その利点として長期的な歯周組織の安定や術後の予知性の高さを挙げた。その一方で、付着歯肉幅の減少や臨床的歯冠長の延長といったデメリットにも言及し、適応を見極めることの重要性を述べた。また、全層弁と部分層弁の特徴、骨切除をともなう際のポイントなどについても詳説した。さらに井畑氏が、大井氏の解説の裏付けとなるエビデンスを多数紹介した。

 実習では、大井氏が実際に治療したガミースマイル症例をもとに製作した3Dプリンタ模型を用いた骨外科処置に加え、豚顎を用いた切除療法の実習が行われた。切開や移植片採取、縫合のポイントなどについて実演を交えながら具体的に指導し、受講者は実践的な手技への理解を深めた。実習後は、大井歯科医院に勤務する柏原氏が、大井歯科医院における治療後のメインテナンスの実際についても紹介した。

 最後に大井氏が本セミナーの総括を行い、「この出会いを上手に活かしてほしい」と受講者へメッセージを送り、盛会のうちに終了した。

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