歯科界のトレンド

vol.4 総義歯患者は少数歯欠損者より誤嚥性肺炎受診率が3倍高い

2020年5月号掲載

関連キーワード:

2020年5月号掲載

vol.4 総義歯患者は少数歯欠損者より誤嚥性肺炎受診率が3倍高い

 日本歯科総合研究機構において取り組んでいるNDB(レセプト情報・特定健診等情報データベース)を用いた分析結果より、歯数と誤嚥性肺炎による医科受診との関係を解説します。● 研究方法  2012(平成24)年4月診療分レセプトにおいて、「歯周炎病名」「欠損歯病名」を有する歯科レセプトと、同月の医科レセプトの両方を有する65歳以上を対象としました。対象レセプト件数は、歯周炎病名が166万人(うち誤嚥性肺炎病名による医科受診者2,032名)、欠損歯病名が35万人(うち誤嚥性肺炎による医科受診者437名)でした。歯...

続きを読むには・・・

この記事は会員限定です。
会員登録すると読むことができます。

会員の方は ログイン