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第65回総会・学術大会、オンライン・ライブで開催

2021年1月号掲載

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学会 2021年1月号掲載

第65回総会・学術大会、オンライン・ライブで開催

(公社)日本口腔外科学会

大会長を務めた朝比奈 泉氏。
大会長を務めた朝比奈 泉氏。
 2020年11月13日(金)から15日(日)の3日間、第65回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会(朝比奈 泉大会長、鄭 漢忠理事長)が「Serendipity―新たな発見との遭遇―」をテーマに、オンライン・ライブにて開催され、参加登録者数は4,800名を超え、盛況であった。

 海外招聘講演2題、特別講演1題、教育講演2題、関連学会理事長講演2題をはじめ、「口腔顎顔面疾患診断への人工知能の応用」をテーマとした口腔3学会合同シンポジウム、「頭頸部癌」「再生医療」「唇顎口蓋裂」「睡眠時無呼吸」「骨吸収抑制薬関連顎骨壊死」などさまざまなテーマを掲げた多彩なシンポジウム、共催セミナーなど、数多くのプログラムが組まれた。

 なかでも、シンポジウム8歯科小手術「外来口腔外科手術 Up-to-Date」では、楠川仁悟氏(久留米大学教授)、堀之内康文氏(九州中央病院歯科口腔外科)の座長のもと、5名の演者が登壇。栗田賢一氏(愛知学院大学名誉教授)は、歯冠切除術(コロネクトミー)のエビデンスと勘所について、栗田 浩氏(信州大学教授)は、判断に迷う周術期の抜歯基準に関してエビデンスを紐解きながらその実際について、木下径彦氏(福岡県開業)は、外来手術で可能なガミースマイルに対する各種治療法について、倉富 覚氏(福岡県開業)は、難治性根尖病変の治療を行う際の考え方や手技のポイント、外科的歯内療法への移行の基準について、柴原清隆氏(福岡県開業)は、マイクロスコープの特徴とその有用性、臨床で使用するうえで留意すべき事項について、それぞれ講演した。