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第39回 関東・甲信越支部学術大会、800名が参集

2020年4月号掲載

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学会 2020年4月号掲載

第39回 関東・甲信越支部学術大会、800名が参集

日本口腔インプラント学会

シンポジウム3で登壇した演者ら。
シンポジウム3で登壇した演者ら。
 2月15日(土)、16日(日)の両日、朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター(新潟県)において、公益社団法人日本口腔インプラント学会第39回関東・甲信越支部学術大会(渡邉文彦大会長、宮﨑 隆理事長、井汲憲治支部長)が「口腔インプラント治療の今と将来―インプラントロジストが拓く未来―」をテーマに、約800名の参加者を集め盛大に開催された。

 本大会ではメインとなるシンポジウムの他にも、国際色豊かな特別講演や国際セッション、教育講座、口演発表、ランチョンセミナーなど多岐にわたるプログラムが展開された。

 今回行われた4つのシンポジウムでは、それぞれ①インプラント治療におけるデジタルとアナログ、②他科領域との連携、③インプラント周囲のティッシュマネージメント、④改めて考える国民の求めるインプラント専門医とは、のタイトルがつけられ、本邦のインプラント治療が抱える課題やテーマで聴衆の関心を集めていた。

 特にシンポジウム3では、築山鉄平氏(福岡県開業)、中田光太郎氏(京都府開業)、小田師巳氏(大阪府開業)、石川知弘氏(静岡県開業)の第一線で活躍する著名な4名の臨床家が登壇して硬・軟組織マネージメントについて語り、おおいに盛り上がりをみせた。

 また、特別シンポジウム「症例を考える」では、岩野義弘氏(東京都開業)および西原宗信氏(神奈川県勤務)のそれぞれが提示した術前の症例に対して、治療計画の立案から実際の治療内容に至るまで、両氏が8名のパネラーとのパネルディスカッションを展開するという新たな試みも行われた。