ロゴ、シンボルマークなどVIを策定

日本歯科医師会

　2月24日（木）、歯科医師会館において、日本歯科医師会（以下、日歯、堀　憲郎会長）による定例記者会見が開催された。

　堀会長は冒頭の挨拶の中で、令和4年度診療報酬改定の通知などの対応を進め、「限られた貴重な財源を国民のためにフル活用できるようにていねいに対応している」と報告した。その際、今回の改定でも取り上げられ、「骨太方針2021」にも明記された歯科におけるICT活用の評価について言及。対面診療と比較した際の診療の質の維持や医療技術・機器の開発、ガイドラインの整備など課題が多いとの認識を示し、「歯科活性化会議でも積極的に議論を深めていきたい」と述べた。

　また、小山茂幸常務理事より、このたび完成した日歯の新ロゴマークについて紹介がなされた。新ロゴマークは、日歯の存在感向上と社会的役割を世間に周知するため、統一感のある広報活動・発信が必要とのことから、視覚的にわかりやすいVI（ビジュアル・アイデンティティ）の開発を目的として策定。

　なお、コンセプトには日歯の目指すものとして、「人間の本質的な幸せ」を掲げ、実現の道のりを“ハ”に見立て「おいしく食べ、楽しく話し、笑顔あふれる真の健康長寿社会の中で、すべての年代の国民が、生涯にわたって、楽しく豊かな生活を送ってほしい」との願いが込められている。