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2012年2月19日

株式会社モリタ歯科用CT 発売10周年記念講演会開催

スイスよりDaniel Buser教授を招聘

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 さる2月19日、東京国際フォーラムにおいて、「株式会社モリタ歯科用CT 発売10周年記念講演会」(株式会社モリタ主催、森田晴夫代表取締役社長)が、「歯科用CTが歯科医療に与えたインパクトと今後の展望」をテーマに、約400名の参加者を集め、盛大に開催された。

 まず、開会講演では、新井嘉則氏(日大歯学部特任教授)が「夢を追いかけて実現した世界初の歯科用CT"3DX"の挑戦」と題して講演。

 つづく特別講演ではProf. Daniel Buser(ベルン大教授)がPart1において「Indications of 3D radiographic images using CBCT in conventional oral surgery」、Part2において「Progress of 3D radiography using CBCT in implant dentistry」についてそれぞれ講演した。勝山英明氏(神奈川県開業)は「デジタルインプラントロジー:オーバービュー」と題し、今後の展望を示した。

 午後からの臨床講演では、矢島安朝氏(東歯大教授)が「歯科用CTが与えた福音と求められる21世紀型歯科医療―インプラント治療の医療安全からみた歯科用CT―」、宮本泰和氏(京都府開業)が「歯周・インプラント治療における3次元画像診断の有効性」、月星光博氏(愛知県開業)が「CBCT Based Dentistry―エンドと外傷歯における革新―」と題し、それぞれ講演を行った。

 この10年間で、歯科治療のほとんどの分野において多くの恩恵をもたらした歯科用CBCT。すでに改善されつつある被曝線量の問題を見据えつつ、さらなる発展に期待したい。