トピックス 2012年5月24日掲載 医療指導監査室に指導に対する要請書を提出 <font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font> 後で読む さる5月24日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。 理事会後に開催された会見では、堀 憲郎常務理事より同月23日に厚生労働省保険局医療課医療指導監査室(宮嵜雅則室長)に対して、指導大綱に関する要請書を提出したことが報告された。本要請書は、要望書より強い表現となっており、毎年のように日歯の代議員会や会長会議などでも指導に対する意見が出されていることから、指導大綱に記載されている懇切丁寧な指導を徹底するように求めたもの。以下にその内容を示す(原文ママ) 1. 監査室は、個別指導の実施にあたっては昭和29年、35年の申し合わせの基本等も踏まえ、指導大綱の精神に則った懇切丁寧な教育的指導を行うことを改めて確認され、全国の地方厚生局に徹底されたい。 2. 監査室は、指導運営を含めた必要な事項について、定期的に日本歯科医師会と協議する場を設け、相互に必要な内部周知等を行う体制を構築されたい。 堀常務理事は、監査室長から今回提出した要請書について前向きに検討していきたいというコメントを得たことを報告し、要請書に示された2つ目の定期的に協議する場については、日歯と監査室との間に勉強会的な意見交換の場をつくり早期に実施したいという合意を得ているとした。