Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2008年3月28日

日歯連盟、第102回評議員会開催

次期参院選に向け、職域代表擁立決定

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる3月28日(金)、新歯科医師会館にて日本歯科医師連盟(以下、日歯連盟、永山一行会長)による第102回評議員会が開催された。会場では、「第4号議案 平成20年度事業計画」「第6号議案 平成20年度一般会計収支予算」を含む10議案が審議され、すべての議案が可決された。そのなかでも、「第10号議案 参院選比例代表選挙について」では、次期参議院比例代表選挙に職域代表を擁立することが決定した。
 その後の協議では、民主党が議員立法の成立を目指す、いわゆる「歯科保健法」の法律案骨子が近日中に提出されるとの内容について、評議員からは歯科保健法に関する内容や今後の民主党との関係に対する質問が相次いだ。永山会長は、先般民主党から島田智哉子氏(参議院議員)を通じて試案が日歯連盟に提出されたことについて触れ、「事前に相談はなかったものの、法律として成立するためには、民主党の理解も必要であろう。日歯連盟としては、歯科医師である島田議員と大久保潔重氏(参議院議員)と話し合いの場を設けていきたい。自民党については、石井みどり氏(参議院議員)と大久保満男氏(日本歯科医師会会長)とプロジェクトチームを作り、「国民歯科問題議員連盟」(石井みどり事務局長)のなかで議論され、自民党の正式な法律案とするような過程を取っていきたい」と述べた。
 評議員会終了後の記者会見では永山会長が挨拶し、「昨年度は執行部にとって非常に大事な時期であった。私ども執行部も残りの任期が1年となるが、日歯連盟を政策が立案できるノウハウを持った組織にしていきたい」と述べた。また、評議員会で可決された次期参院選の候補者の選定時期については、9月までには選考委員会を立ち上げ候補者を決定することが報告された。