2014年4月6日掲載

補綴科の授業を日本で再現

ボストン大学歯学部補綴科公開セミナー開催

ボストン大学歯学部補綴科公開セミナー開催

 さる4月6日(日)、ザ・プリンス パークタワー東京(東京都)にて、ボストン大学歯学部補綴科公開セミナー(ボストン大学歯学部補綴科大学院同窓会主催)が開催された。講師としてSteven Morgano氏、Fedelrico Castellucci氏、Dan Nathanson氏、山本英夫氏、桑田正博氏の5名が登壇し、約160名の参加者に向けて実際に同補綴科にて行っているという講義が行われた。

 講義内容は、可撤性補綴義歯(Morgano氏)、臼歯部欠損補綴(Castellucci氏)、オールセラミック修復(Nathanson氏)、包括的な補綴治療(山本氏)、補綴治療の変遷(桑田氏)と多岐にわたるものであったが、あきらかにオールセラミック修復やCAD/CAMによる修復へと時代が移りつつある昨今だからこそ、解剖学や材料学、そして治療計画立案など歯科治療の基本となる知識や考察がより必要であることを誰もが述べ、学ぶことの大切さを強く印象づけるものとなった。

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