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2014年7月12日

OJ、2014年 年次ミーティングを開催

「更なる治療価値の追求」をテーマに 第2回都民フォーラムも盛況

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 さる7月12日(土)、13日(日)の両日、日本歯科大学生命歯学部富士見ホール・九段ホール(東京都)にて、オッセオインテグレイション・スタディクラブ・オブ・ジャパン(以下OJ、鈴木真名会長)2014年 年次ミーティングが、「更なる治療価値の追求」をテーマに開催された。

 初日の午前は、今年の2月に開催されたOJミッドウィンターミーティングにて選出された6名の演者による会員発表が行われ、中村茂人氏(東京都開業)、藤田憲一氏(鹿児島県開業)、福留淳一氏(東京都開業)、佐藤琢也氏(大阪府開業)、中川雅裕氏(東京都開業)、木林博之氏(京都府開業)がそれぞれ講演した。

 午後からは正会員発表が行われたが、これは正会員にも発表の場を与え、切磋琢磨してもらいたいとする会の意向で取り入れられた初の試みである。発表者として牧草一人氏(京都府開業)、根本康子氏(東京都開業)、宇毛 玲氏(東京都開業)、鈴木健造氏(東京都開業)が登壇し、プラットフォームスイッチングや骨増生をともなう審美領域のインプラントに関する発表を行った。

 2日目はシンポジウム「デジタルデンティストリーの進化と検証」が終日行われた。日高豊彦氏(神奈川県開業)、三好敬三氏(東京都開業)、田中譲治氏(千葉県開業)、山下恒彦氏(デンテックインターナショナル)、中島清史氏(茨城県開業)、山崎長郎氏(東京都開業)がCAD/CAM技術あるいはガイデッドサージェリーを用いたインプラント治療についてそれぞれの分野から言及し、多角的にデジタルデンティストリーを検証していた。

 別会場において、午前中は「医院で取り組む、インプラント治療」をテーマとする衛生士セッションが開かれた。木村洋子氏(北海道開業)、木村麻弥氏(北海道勤務)、林 美穂氏(福岡県開業)、藤本和泉氏(福岡県勤務)がインプラントコーディネーターやインプラントのメインテナンスに関する講演を行った。

 午後は第2回となる都民フォーラムが「歯を失う原因とインプラント治療」と題し、約60名の一般聴講者を集め開催され、フォーラム後に設けられた個別相談にも多くの人が集まった。鈴木会長自身もその席に着き、相談者の切実な訴えに耳を傾けていた。