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2008年3月2日

第32回北九州歯学研究会発表会

約800名の参加者を集めて盛大に開催

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 さる3月2日(日)、九州大学医学部百年講堂(福岡県)にて第32回北九州歯学研究会発表会(下川公一会長:福岡県開業)が、全国各地から約800名の参加者を集めて盛大に開催された。
 まず、午前に会員発表として、新人発表2題および個人発表3題が行われた。とくに個人発表の立和名靖彦氏(福岡県開業)による「根尖病変の治療と予後」では、10年経過症例の252歯を分析した結果がケースとともに占めされ、会場がわいた。
 また、午後にはシンポジウム「根尖病変と骨縁下欠損 開業医としての歯牙保存へのこだわり」が行われた。プランナーに酒井和正氏、小松智成氏、シンポジストに甲斐康晴氏、重田幸司郎氏、樋口琢善氏、倉富覚氏(小松氏・重田氏は山口県開業、それ以外の方は福岡県開業)という、30代後半から40代半ばまでの若手歯科医師主導でシンポジウムが行われた。「歯牙保存への想い」「根尖病変」「骨縁下欠損」「フルマウスケース」などを題材に各演者から講演がなされるとともに、また、その講演間に会場を巻き込んだ積極的なディスカッションがなされた。「若い頃からこだわりをもって歯科医療に従事することの重要性を改めて強く感じた」との若手歯科医師からの意見が会場から聞かれた。