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2015年1月11日

「3rd IDA LABOTEK SCHOOL 同窓講演会」開催

卒業生を中心に150名以上が参集し終始熱気に包まれる

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 さる1月11日(日)、笹川記念会館(東京都)にて、3rd IDA LABOTEK SCHOOL 同窓講演会(IDA LABOTEK SCHOOL 同窓会主催、小田中康裕会長)が開催され、IDA LABOTEK SCHOOL 卒業生を中心に150名以上が参集した。1981年に創立した国際デンタルアカデミー(IDA)LABOTEK SCHOOLは、2002年に閉校しているが、その後の卒業生らによる活動の結果、2005年、2007年に同窓講演会が開催されており、第3回として本講演会が開催されることになった。

 当日は、同校の卒業生である赤坂政彦氏(テクノアート デンタルリサーチセンター)「Basic Press Ceramics e.maxに関するあれやこれや」、志田和浩氏(PREF)「インプラントポジションの重要性」、肥川憲一郎氏(JTMデンタルラボラトリー)「歯肉との調和を目指した前歯部セラモメタルクラウンの製作」による講演に加えて、小田中氏(oral design 彩雲)が「6本前歯のスマイルライン決定方法と築盛デモ」と題して築盛デモを行った。築盛デモでは、築盛ステップや、その考え方をライブで解説した後、患者と歯科医師を会場に招待し、トライ・インも行われた。また、LABOTEK SCHOOLの前身である国際デンタルアカデミー研究生を修了し、その後、大阪SJCDのテクニシャンコースを西村好美氏(デンタルクリエーションアート)、桜井保幸氏(ファイン)とともに発足させた寺尾登喜雄氏(神戸デンタルアートスタジオ)をスペシャルゲストとして招聘した。寺尾氏は「技工人生を振り返って」と題して、研究生時代からの数々の写真を見ながら当時の思い出を振り返りつつ、本多正明氏(大阪府開業)と手掛けた長期的な臨床ケースも提示した。

 会場は満員で、さらに講演終了後に開催された懇親会にも多くの参加者が参加しており、終日熱気に包まれた講演会となった。すでに閉校してしまってはいるが、同校卒業生には現在歯科技工業界の第一線で活躍する人材が豊富にいる。今後も同校OBのさらなる活躍に期待したい。