2015年2月11日掲載
「意識が変われば口腔が変わる」をテーマに
日本歯科医療人育成協会設立記念講演開催

まず、代表理事の土屋仁奈氏(LABプロファイル®コンサルタント・トレーナー)から、本協会の設立に至った経緯や、講座・認定システムについて紹介された。その後、協会顧問の高橋英樹氏(大分県開業)、協会協力者の内山徹哉氏(東京都開業)が登壇し、それぞれから挨拶がなされた。
続いて、協会理事の土屋和子氏(フリーランス歯科衛生士)が「言葉が変わると意識が変わる」と題して講演を行った。氏は、自身の症例を供覧したうえで、「歯科医療者が意識を向けるべきなのは、患者の口腔だけでなく、その人の生活・人生である。そこにはたらきかけるために必要な引き出しについて、協会をつうじて発信していく」とした。
この他、会場には土屋和子氏が普段メインテナンスで担当している患者4名が招待され、参加者からの質問に答えるインタビューが行われた。「歯科医院を信頼できるようになったきっかけは何か」「通い続けたいと思う歯科医院の条件は何か」などといった質問に対し、率直な意見・本音を話す患者たちの話に、参加者は終始熱心に耳を傾けていた。