2015年3月1日掲載
講師に河瀬聡一朗氏を招聘
神歯大大学院、講演会「被災×社会的弱者」を開催

講師には東日本大震災における歯科支援活動を契機に宮城県に移住した河瀬聡一朗氏(石巻市雄勝歯科診療所所長)を招聘し、「被災地から見えた課題―障がい児・者歯科医療の現状と今後―」と題する講演が行われた。
河瀬氏は東日本大震災の歯科支援活動を行うなかで、社会的弱者になりやすい障がい児・者が災害弱者となっている状況を目の当たりにし、被災地の歯科医療の再生および障がい児・者の歯科医療にかかわることを決めたことなど、多数の写真や動画とともに紹介した。また、地域復興や将来のために重要な存在である地元の若い世代の人口流出にともなう高齢化率の増加など、被災地の現状についても言及。社会的弱者に対するさらなるアプローチの必要性や地域における情報把握など、被災地と社会的弱者を取り巻く課題の解決に向けた思いを語る氏の姿に、参加者は熱心に耳を傾けていた。