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トピックス


2008年2月16日

2007年度口腔四学会合同研修会

第29回(社)日本口腔外科学会・教育研修会

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 さる2月16日(土)、17日(日)、富士ソフト・アキバプラザ(東京都)にて、2007年度口腔四学会(日本口腔外科学会、日本歯科放射線学会、日本口腔病理学会、日本顎顔面インプラント学会)合同研修会/第29回(社)日本口腔外科学会・教育研修会(福田仁一理事長)が、参加者約420名を集め開催された。
 1日目は、インプラント治療の基礎・基本手技テーマに、6名の演者が登壇。矢島安朝氏(東歯大教授)はインプラントの変遷と今後の展開について、内藤宗孝氏(愛知学院大准教授)はインプラントの放射線画像診断について、田中昭男氏(大歯大教授)はインプラントと周囲硬・軟組織の関係性について、辰巳順一氏(明海大准教授)はインプラントと歯周疾患について、河奈裕正氏(慶應義塾大講師)はインプラント治療の基本外科手技について、渡邉文彦氏(日歯大新潟生命歯学部教授)は補綴主導型のインプラント治療手順について、おもに講演を行った。
 2日目は、インプラント治療の臨床応用、将来展望、リスクマネージメントをテーマに9名の演者が登壇。菅井敏郎氏(医歯大客員教授)はサイナスフロアエレベーションについて、津山泰彦氏(三井記念病院歯科口腔外科部長)はGBRにおける外科手技、およびインプラント治療の合併症について、森 良之氏(東大講師)は骨移植および歯槽骨延長法について、飯野光喜氏(草加市立病院歯科口腔外科部長)は顎骨再建とインプラントについて、高戸 毅氏(東大教授)は下顎再建のインプラント治療について、西條英人氏(東大講師)は各社のインプラントおよび関連商品の特長について、又賀 泉氏(日歯大新潟生命歯学部教授)はインプラント治療における適応症拡大について、永松榮司氏(弁護士)はインプラント治療における法的トラブルと訴訟について、おもに講演を行った。
 メイン会場のほか中継映像で結ばれた3会場はそれぞれ終日満席に埋まり、各講演後に設けられた質疑応答時には長時間にわたり活発な意見交換がなされるなど、総じて参加者の意識の高さがうかがわれる研修会となった。