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2016年1月24日

日本顕微鏡歯科学会ウィンターセミナー2016開催

自由な雰囲気のなか活発な議論が交わされる

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 さる1月24日(日)、日本大学病院(東京都)において、日本顕微鏡歯科学会ウィンターセミナー2016(辻本恭久会長)が開催され、歯科医師、歯科衛生士ら60名が参加した。

 本セミナーは、顕微鏡(マイクロスコープ)を用いた歯科治療全般についてざっくばらんに発表し、意見を交換しあうことを目的として開催されたもの。当日は、辻本会長による開会の挨拶の後、本学会副会長の吉田 格氏(東京都開業)の司会のもと、6名の演者による発表が行われた。演題、演者を以下に示す。

「コミュニケーションツールとしてのマイクロ活用」(千原 晃氏、神奈川県勤務)
「抜歯におけるマイクロスコープの有用性を考える」(志田健太郎氏、千葉県開業)
「マイクロスコープをはじめて」(今村奈保子氏、北綾瀬歯科クリニック・歯科衛生士)
「Minimally Invasive Dentistry」(八木洋二郎氏、東京都勤務)
「マイクロエキスカを用いた根管拡大」(稲本雄之氏、大歯大)
「50代から始める顕微鏡治療〜How can I do it?〜」(梅村 匠氏、東京都開業) 

 各演者からは、臨床のさまざまな場面における顕微鏡の活用法についての発表が行われ、学術大会とはまた違った雰囲気のなか活発な議論が交わされた。最後に、北村和夫氏(日歯大教授)による総括が行われ盛会裏に終了した。

 なお本学会は、きたる3月27日(日)にサテライトセミナーを、4月23日(土)、24日(日)に第13回学術大会をともに北海道において開催予定。