Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

トピックス


2016年9月10日

第4回日本病巣疾患研究会総会が開催

医師、歯科医師ら多職種222名が集う

ログインされますと、関連書籍が表示されます。
会員でない方はこちら
(※関連書籍がないトピックスは表示されません)

 さる9月10日(土)、11日(日)の両日、TKPガーデンシティ永田町(東京都)において、第4回日本病巣疾患研究会総会(堀田 修会長)が開催され、医師、歯科医師をはじめ多職種222名が参集し盛会となった。

 本会は、小手先の対症療法ではなく病態の全体像を把握して、病気を根本から治療することを目標に「木を見て森も診る医療」をスローガンに掲げ2013年にスタート。診療科の壁を越えた活動が注目されている。

 今回は、2日間にわたり特別講演や会員発表などが行われた。初日の特別講演では、西田 亙氏(愛媛県開業、糖尿病内科医)が「炎症でつながる歯周病と糖尿病~医師が知るべき歯周病菌の恐ろしさ~」と題して登壇。糖尿病激増の主要因として、運動不足、高脂肪食、単純糖質、夕食の摂取時間などを挙げたうえで、「歯周病と糖尿病はともに生活習慣病といわれているが、社会が生み出した"社会病"である」と述べ、口腔感染制御を通して人びとを健康に導く歯科医療の重要性について力説した。