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2017年6月18日

10th Anniversary MORITA DH Forum 2017 in Osaka 開催

次世代の歯科衛生士として求められるスキルを学ぶ会に

 さる6月18日(日)、ウェスティンホテル大阪(大阪府)において、「10th Anniversary MORITA DH Forum 2017 in Osaka」(株式会社モリタ主催、森田晴夫代表取締役社長)が開催され、歯科衛生士を中心に274名が参集した。

 はじめに天野敦雄氏(阪大教授)が、「Intelligent Periodontology ~歯科衛生士に伝えたい・歯周治療の最新知識~」と題して、最新の歯周病の病因論について解説した。歯周病菌は血液中の鉄分により病原性が高まることから、「最大の目標は出血を止めること」だとし、基本である歯周基本治療が有効だと述べた。講演後には復習としてスマートフォン、携帯を用いたクイズが用意され、受講者は楽しみながら参加していた。

 つぎに、姫野かつよ氏(健康運動指導士・歯科衛生士)が、「筋肉がわかれば歯科臨床が面白い ~筋機能からアプローチするこれからの歯科医療~」の題で登壇。口腔機能を考える際には、筋肉へのアプローチが必須だと言及。筋肉は収縮するもの、ペアで働くもの、など歯科衛生士が知っておくべき筋肉の基礎知識について実際に腕や肩を動かしながらわかりやすく解説した。また、運動指導のコツとして、力を上手に引き出すための"呼吸"と、力を機能的な運動に変えることのできる"姿勢"、動作のポイントを"イメージする"ことが重要とし、それぞれ要点を紹介した。

 最後に、片山章子氏(フリーランス歯科衛生士)が登壇。「患者さんの力でケアできる技を提供する ~セルフケア処方からはじめる予防歯科実践~」と題し、患者個々の異なるリスクに対し対策を立てるためには、ターゲットを知り、アイテムを知り、ターゲットに合わせたアイテムを処方することが重要だと述べた。各ポイントごとに自身が実践している方法を紹介し、受講者にとって参考になる内容となった。
 終わりに、いちばん大切なのは「院内の"チーム力"である」と言及。スタッフ全員が同じ想いでその患者さんをみることができているかが、患者にとってのモチベーションにもつながるのではないかと述べた。

 また、スペシャルゲストとして、ものまねメイクでお馴染みのざわちんさんが登場し、医療従事者にふさわしいメイクデモンストレーションが披露され、抽選で写真撮影がされるなど会場は盛り上がった。本会では記念撮影コーナーが設けられるなど、趣向を凝らした企画もあり、終日大盛況を博した。