2018年1月9日掲載
小池都知事が歯科医療の重要性を強調
東京都歯、2018年新春懇談会を開催

開会後の挨拶の中で山崎一男会長は、昨年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2017」(骨太方針)の中に歯科保健医療の充実が明記されたことについて触れ、「歯科界への追い風をうまくとらえる帆を作らなければならない」と述べ、地区歯科医師会をはじめとする関係団体へのよりいっそうの協力を求めた。
来賓祝辞では昨年に引き続き、小池百合子氏(東京都知事)が登壇。小池氏は平成30年度予算編成において、超高齢社会におけるオーラルフレイルの予防や、地域包括ケアシステムにおける在宅歯科医療の推進など、東京都歯から提言いただいたことを紹介。また、しっかり噛んで食べることが栄養面だけでなく認知症予防にもつながることなど、健康寿命の延伸に寄与できる歯科医療の重要性を強調するとともに、東京都歯と連携して都民の健康と安全を確保していく姿勢を示した。
その他には堀 憲郎氏(日本歯科医師会会長)や東京都議会議長などの来賓祝辞や多数の来賓紹介が行われた。開宴後は和やかな雰囲気のなか、参加者の歓談する様子が見られ、盛会となった。