さる11月16日（土）、17日（日）の両日、新梅田研修センター（大阪府）において、2019月臨会総会（松下孝直会長）が、全国17スタディグループを中心に約250名の参加者を集め、開催された。

　演者は、中村唯浩氏（月臨会、大阪府開業）、吉永義優氏（口腔機能研究会、熊本県勤務）、阿部公成氏（MIMCD、愛知県勤務）、永⽥雄⼰氏（矯和会、大阪府開業）、和気正和氏（モリタ塾、兵庫県開業）、今⻄正史（NGSC、京都府開設）、⾼⽥智史氏（YOSG、愛知県開業）、秋元喜⽂氏（中洲土三会、福岡県開業）、⾼橋康治氏（EN、京都府開業）、⽊村　誠氏（FCDC、福岡県開業）、川添祐亮氏（即時荷重研究会、広島県開業）、⾦⼦潤平氏（JSCOL、兵庫県開業）、松下哲也氏（熊本歯科三水会、熊本県開業）、浦⼝秀剛氏（青山歯科研究会Good Line、東京都開業）、野地美代子氏（WDC、福岡県開業）、赤松⼀成氏（FTA、茨城県開業）、⾓南貴裕氏（ACT、埼玉県開業）の17名であった。

　すべての講演内容は、テーマの革新性、症例写真のクオリティー、治療結果と考察内容の整合性、技術の独創性、科学的な信憑性などに基づいてコメンテーターの上田秀朗氏（上田塾主宰）、土屋賢司氏（日本臨床歯科医学会専務理事）を中心に公正に評価され、「咬合崩壊を伴った重度う蝕患者における咬合再構成～歯根膜支持を求めて～」と題して講演したFTA（Fundamental Training Association）の赤松氏がアワードを受賞した。

　なお本会は、来年以降も若手歯科医師の育成をモットーに、精力的に活動を続けていく予定である。