2020年8月27日掲載
白熱した講義が展開される
Dr.松丸の1枚の臨床写真からONLINE LIVE #5開催

本会は、総義歯治療専門のフリーランス歯科医師として活動する松丸氏が、参加者とインタラクティブに勉強することを目的にスタートしたオンラインライブ(有料)であり、今回で5回目を数える。参加者から提供された印象体や模型の写真に対し、松丸氏が良い点や改善点を具体的な理由とともに解説していくという形式が毎回好評を博している。
今回は卒後6年目の若手歯科医師から提供された上顎前突患者の写真をもとにディスカッションを展開。なかでも人工歯排列のポイントとして、「下顎歯槽堤上の安定するところに人工歯を置くところから始める」「下顎前歯は歯槽頂の位置にとらわれずニュートラルゾーンを意識する」「咬座印象の際、唇側・頬側にフローした印象材はすべてリップサポートに影響していることに注意する」など、松丸氏が実際に画面上で描記しながらテクニカルポイントについて触れた。予定終了時刻を1時間以上も超過するほど白熱した講義は、聴講者にとって総義歯臨床の明日の一助となる内容であった。
なお、次回の「Dr.松丸の1枚の臨床写真からONLINE LIVE #6」は、きたる9月30日(水)21時より開催予定。詳しくは、MDWのHP(https://peraichi.com/landing_pages/view/mdw2020)を参照されたい。