2020年11月7日掲載
「健康長寿を支える老年歯科の誇りと決意」をテーマに
日本老年歯科医学会 第31回学術大会をウェブ開催

プログラムの多くはオンデマンド形式で10月30日(金)より聴講が可能となっており、会期中は事前に募集した質問をもとにライブ配信にてデスカッションが行われた。また、記念式典、記念シンポジウム、課題講演なども会期中にライブ配信され、ウェブ開催の利便性と学術大会の本来の魅力である顔の見える状態での意見交換を両立させる配慮がなされていた。
オーラルフレイル・口腔機能低下症、地域包括ケアシステム構築、認知症、地域高齢者の食支援、高齢者への安全な歯科治療の提供など、多彩なテーマのプログラムが配信された。また、シンポジウム4(口腔乾燥症 共同シンポジウム)では、日本口腔内科学会、日本歯科薬物療法学会、日本口腔ケア学会、日本老年歯科医学会の4学会合同で作成にあたっている、「口腔乾燥症新分類案」が作成の経緯などとともに紹介・解説された。
なお次回学術大会は、きたる2021年6月11日(金)から13日(日)にウェブ開催を予定している。