さる2月21日（日）、PHIJ UPDATE MEETING 2021（宮本貴成氏、築山鉄平氏ほか主宰）が「RESTART WITH WHY～内なる心に火をつけろ～」をテーマにオンラインにて開催され、歯科医師、歯科衛生士ら700名以上が視聴し盛会となった。

　まずオープニングでは、PHIJディレクターである築山氏（福岡県開業）と同ファウンダーである宮本氏（米国開業、クレイトン大教授）が登場。築山氏は、視聴者がこのミーティングに参加するメリットとして、（1）「RESTART WITH WHY？」のテーマのもと自分の原点（origin）をあらためて見つめ直し、自分の原点を徹底的に磨き上げることで本当の自分らしさ、オリジナリティーを見つけられること、（2）新しい仲間たちと予防歯科医療をプラットフォームとした歯科医院の無限の可能性にふれられること、（3）同時間帯に5つの講演が行われるバーチャル歯科学会であり、本当の学会会場を行き来するように楽しんでいただけることの3つを挙げた。つづいて宮本氏が、PHIJ設立の経緯から将来のビジョンまでを紹介した。

　その後、国内外60名の気鋭パネリストにより多数のセッションが繰り広げられた。築山氏、宮本氏、Dr. Michael McGuire、Dr. E. Todd Scheyer（ともにPerio Health Professionals、米国開業）によるメインセッション「なぜ世界基準の価値観が必要なのか？　PHIJのグローバルビジョンと将来像」のほか、カリオロジー、ペリオドントロジー、歯内療法、矯正、デジタルデンティストリー、顎顔面疼痛、口腔機能低下症、終末歯列、医科歯科連携、地域包括ケア、食、歯科衛生士、歯科衛生士のキャリア、ライフシフト、院長、リーダーシップと人材開発、GLOBALリーダー、10XEducation、Next Visionと多岐にわたるテーマで展開され、いずれのセッションも熱気に包まれていた。

　なお、次回のUPDATE MEETING 2022は、佐々木成高氏、安藤壮吾氏（いずれも愛知県開業）の大会長のもと愛知県にて開催予定。