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2021年5月16日

東京都港区麻布赤坂歯科医師会、創立100周年記念学術シンポジウムを開催

「歯科医療の潮流と未来への展望」をテーマに

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 さる5月16日(日)、東京都港区麻布赤坂歯科医師会(豊田真基会長)による東京都港区麻布赤坂歯科医師会創立100周年記念学術シンポジウムがオンライン配信にて開催され、200名以上の参加者が参集した。

 創立100周年を迎える本会が主催する今回のシンポジウムでは、「次の100年を担う世代の先生方に向けたメッセージを届ける」という理念のもと、同会会員による講演が行われた。セッション1では補綴、保存、歯内療法の各専門医による講演が、セッション2では主に矯正歯科治療に特化した講演が行われた。演者、演題を以下に示す。

・セッション1
「高齢社会における欠損補綴を再考する 〜フレキシブルに考えよう〜」寺西邦彦氏(東京都開業)
「MIコンセプトに基づいた審美修復治療」天川由美子氏(東京都開業)
「日本国民の口腔内の現状から考える将来への展望」宮下裕志氏(東京都開業)

・セッション2
「睡眠時無呼吸から考える日本人の顎顔面、歯列形態」古畑 升氏(東京都開業)
「外科的矯正治療の多様性 〜審美からOSAの治療まで〜」松野 功氏(東京都開業)
「リンガルブラケット矯正装置の問題点とその限界」相澤一郎氏(東京都開業)
「マウスピース型矯正装置の問題点とその限界」佐本 博氏(東京都/大阪府開業)

 各セッションの最後にはディスカッションの時間が設けられ、「高齢者のメインテナンスや自宅から出られない高齢者への対応は?」や「下顎のブラックトライアングルをCRで修復する際の注意点は?」など、参加者から臨床での悩みが多数寄せられ、白熱したままの閉会となった。