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2022年6月29日

クインテッセンス出版株式会社、第25回WEBINARを開催

令和4年度診療報酬改定の要点をていねいに解説し、好評を博す

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 さる6月29日(水)、大泉 誠氏(東京都開業)によるWEBINAR #25「Q&Aで疑問解決! 友の会限定 令和4年度保険請求 虎の巻」(クインテッセンス出版主催、モリタ共催)が開催された。本セミナーは『歯科保険請求2022』の姉妹書『早わかり!ナビゲーションブック2022年歯科保険請求』の内容をベースにQ&A方式にて行われた。なお、本書は「モリタ友の会」(一般会員・勤務医会員提供品)で配布されている書籍である。

 冒頭、大泉氏は、主に初・再診料や電子的保健医療情報活用加算(オンライン資格確認)、歯科訪問診療料などの変更点について解説。なかでも、オンライン資格確認についてマイナンバーカード通じて薬剤情報または特定健診情報等を取得し、その情報を活用して診療した場合の加算など、算定パターンを複数紹介した。また、診療時間が20分未満の訪問診療における訪問診療1(診療人数1名)の加算、訪問診療3(診療人数10名以上)の減算についても説明がなされた。

 続いて、口腔細菌定量検査や歯科部分パノラマ断層撮影、NiTiロータリーファイル加算などの新設項目における算定要件を満たす施設基準や対象患者への注意点について解説がなされた。また、口腔バイオフィルム感染症に対する口腔細菌定量検査に関する基本的な考え方について詳説。診断から治癒にいたるまでのフローを示し、バイオフィルムの除去などの必要な処置を行うことや治癒の診断基準などが説明された。

 その後、期中導入として保険収載されたCAD/CAM冠と磁性アタッチメントについて言及。提示された質問に対し、具体的に算定項目を示しながら複雑な例についても、ていねいな解説がなされた。特に、磁性アタッチメントにおけるキーパーの脱離再装着の場合や除去の算定、新規キーパー装着など算定の可否に悩むケースについて、ポイントを示しながらわかりやすく詳説した。

 なお、今回のアーカイブはモリタ友の会会員限定で視聴可能。次回のWEBINAR #26は、きたる7月28日(木)、平井友成氏(福岡県開業)、萬田久美子氏(フリーランス・歯科衛生士)を招聘し、「その病変は本当にペリオ? これを聞けば迷わない、臨床現場でのポケット対応 for DH&DR」をテーマに開催予定である。申し込みはこちらから。